プラスチックとは「可塑性を持つもの」と言う意味で、一般に
「人工的に合成された高分子物質で可塑性のあるもの」と定義されます。
これをやさしくいえば
「私たちが欲しいと思ったどんな形にも成形できる
軽くて、丈夫で、美しい、無限の用途を 持った化合物」といえます。
プラスチックの種類
プラスチックの種類を大きく分けると2種類に分けられます。
○熱可塑性プラスチック
熱を加えると溶けてやわらかくなり、冷やすと固まる性質をもち、
1度硬くなっても 熱を加えると再びやわらかくなる性質があるものです。
ちょうどバターやチョコレート と同じ性質があります。
バケツ、コップ、密封容器などの家庭用品は熱可塑性の
スチロール樹脂・ポリエチレン・ポリプロピレン・メタクリル樹脂等が使われています。
○熱硬化性プラスチック
熱を加えるとかたくなり、一度固まると後で熱を加えても再びやわらかくならない、
ちょうどゆで卵やビスケットと同じような性質を持ったプラスチックのことです。
電気器具、テーブル、ボタン、など比較的耐熱性を要求される箇所に使用 されています。